社長に聞く 相浦機械のこと

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Question

相浦機械はどんな会社ですか?

日本の最西端から世界へ

Answer

日本の最西端、長崎県佐世保市にある舶用甲板機械の会社です。およそ600人の社員とともに、大型貨物船に設置するクレーンやアンローダー、ハッチカバーなどを製造しています。これらの船は世界中の海を航行し、塩や紙、燃料など大量の物資を運んで人々の暮らしを支えています。

2017年、当社に株式会社IHIの舶用甲板機械事業が譲渡され、製品の設計・製造・販売およびアフターサービスを引き継ぎました。互いの得意とする技術、設計力、品質、サービスを融合させることで、これまで以上に魅力ある製品とサービスの提供を行っています。

Question

相浦機械の特徴は何ですか?

世界に誇れる機械

Answer

製品の設計から製造、販売、アフターサービスまで一貫して行えるのが、最大の特徴です。ガントリークレーンについていえば、自社内で一貫して行えるのは相浦機械を含めて世界で2社のみ。ハッチカバーも一貫生産での製造量は国内トップクラスです。


ガントリークレーン

ハッチカバー

セルフアンローダー

紙の原料となる木材チップを運ぶ船に装備される、クレーンやコンベアなどのチップアンドローダー装置は、現在当社だけで世界シェア100%。電動技術による繊細な制御と省エネを実現した結果が高く評価され、世界中の船の上で相浦の機械が活躍しています。

Question

相浦機械での働くことの魅力、やりがいは何だと思いますか?

世界の物流を支える仕事

Answer

日本の最西端、地方でも世界の第一線に関われること。目の前にある仕事が世界の物流を支えているという、実感と誇りを持てることは、私たちの仕事の大きな魅力です。

莫大な価値となる積み荷、多くの人命を運ぶ大型貨物船には、各国の専門機関が定めた船の安全性、構造や設備などの一定の規準を満たすことが求められます。材料の選定、構造設計など多種多様な規準を満たしながら、いかに良い機械を作ることができるか。どの国の規準にも合致する、高品質の機械を作れるか。社員1人1人が意見を出し合い、より良い製品を作り上げていくことは決して簡単ではありませんが、その工夫や応用の過程の中にこそやりがいがあります。

Question

社長が一番大切にしているものは何ですか?

世界のために働く、
強くて優しい社員たち

Answer

大切にすべきものはいろいろありますが、会社で一番の核となるのは「人」です。

1つの機械を作るのに平均して準備期間2〜3年、製造だけでも4〜6カ月、その間数百人もの社員が関わります。1人1人の社員の健康、努力、情熱が欠かせません。どんなに大きな機械も、それを作るのは人間の力である。いつもそのことを忘れないようにしています。

ふるさとや家族を大事にしながら世界のために働く、強くてやさしい社員たち。その1人1人にとって、相浦機械がいつまでも働きやすく、わが子に誇れる職場であるように。そのために努力し続けることが、社長としての使命だと考えています。